いなか情報紙
ヒガンバナ 今年は開花が遅くブルーベリー農園『花夢果夢』の岸は今が見ごろ 9/29撮影 |
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このウッディニュースは木や自然が好きな人に毎月お送りしているA4版4ページの田舎情報紙で1984年9月に120部発行でスタート、現在は500部を北は北海道・網走から南は沖縄まで全国に発信しております。
これはそのWEB版です。
ログハウス現場からの報告、アウトドアライフの話題など、私がホンネで書くことでナマの情報を提供しようと考えて『私信スタイル』にしています。そのため文中で失礼なことも言っておりますが、どうかお許しください。
カントリー工房 岡部 正彦
事務所を空けられない日々が続いています
16日から始まった薪ストーブ・ペレットストーブ展示会『暖・DANフェア』には遠く岩国や周南などからのお客さんもあり、新築を計画中の方や既築の住宅に設置したい…と見学される方などで、事務所を空けられない日々が続いている。
先月号のご案内では10/14までとしていたが、『2012やまぐち住宅フェア』への出展(3ページにご紹介)が決まって、期間を1週間繰り上げ、2回目の薪ストーブクッキングも10/7に変更した。 期間変更したミニ広告 締切に間に合ってホッ!
おいしくいただきました
フェア初日に開催した薪ストーブクッキングは小型ストーブ(HONMA MS-310TX)を使用、要田さんが作ったメニューは『豚肉の塩麹漬けマリネロースト』と季節感いっぱいの『きのこご飯』。
塩麹に2昼夜漬けた…というだけあって、おいしかった。
クッキングの2回目は知人に貰ったキジ肉を使う予定。要田さんがウデを振るうキジ肉料理と、改修が終わった石窯で焼くパンもイイな…と思っている。
食べに来てください。
先月号で予告した“うましま夕日ツアー”の詳細が決まった。
天候不良の場合は毎週土・日に順延…という案も考えたが、受け入れ側の準備の問題もあって10月最終週だけの開催とした。
多くの方にご参加いただきたいのだが、帰りの乗船定員の都合で40名だけの限定募集となった。
カントリー工房は今年も県からの要請で行政出展として“バイオマスエネルギー”のブースに他の2社(日鋼設計・スタジオセンス)とともにペレットストーブと薪ストーブを持ち込むが、室内のため燃やすことが出来ず展示のみとなる。
今年は“快適!住マートライフ 地球に暮らしにやさしい住まい”をテーマに約50のブースに住宅メーカーや住宅設備機器、リフォーム・エクステリアなど37社(団体)が出展する、年1回開催され
る住イベントだ。(写真下:昨年の展示風景)
住まいに関する展示やイベントを通じて住宅・住環境に関する情報を提供することにより、県民の住意識を啓発し、豊かさの実感できるゆとりある住生活の実現を図るとを目的に、山口県ゆとりある住生活推進協議会主催で開催。
10/13(土)9:00~16:00~14(日)9:00~15:00。会場は“きらら元気ドーム”(山口市阿知須)。
お出かけください。お待ちしております。
屋根がついてホッ!
昨年カントリー工房の手づくり教室として製作した“石窯”の改修をおこなった。
まずアーチ部分をすべて解体、レンガ1段分を取り除いて高さを低くした。これによって調理室の容積が小さくなり室内をより早く高温にすることが可能となった。
また、ご覧のように屋根もつけた。レンガの目地に使う耐火モルタルは赤土と同じでセメントのようにレンガ同士を接着することはできない。
固まっていても雨が降ると元に戻ってしまうから、屋根をつけるかタイルなどで覆う必要があるのだが、やっていなかった。
大袈裟に屋根をつけるほどでもないし、レンガをそのまま見せたいし…といろいろ考え、板金屋さんに頼んでご覧のようにアーチに沿った鋼板屋根をつけた。
これだと場所をとらないし、レンガからの放熱を少しでも止める効果もあると思っている。煙突下部の防雨処理をしたら完成、おいしい料理が出来そうだ。
石城窯恒例“秋の夜の 尺八コンサート”
手づくり陶器でおなじみのログ陶房『石城窯』で恒例となった尺八コンサートが今年も開催される。秋の夜は癒しのメロディで心にやすらぎを…と、ひえだ泰久さんの尺八に石田さんのギター伴奏で秋に合う曲が演奏される。
ゲストバンドもおなじみとなったフォークデュオ“サウンドハウス”とリコーダートリオ“童里夢”、それに今回は弾き語りの木本茂も加わって多彩な顔ぶれ。10/20(土)19:00~・会費500円。
お問い合わせは石城窯:田布施町宿井 0820-53-1569へどうぞ。
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田んぼアート巡りで田舎の秋を満喫
実りの秋を迎えた“田んぼアート”のご紹介。この地域では田布施の木村さんが何年か前に始めた田んぼアートだが、今や田舎の風物詩となっている。
田布施キャンバス 9/29撮影 平生キャンバス 9/23松本さん撮影 |
描いたのは『田んぼお絵かき隊』(代表 林純一郎さん)。
田布施キャンバスは砂田交差点から城南へ向かう県道23号線の田布施町瀬戸を過ぎて高架橋手前の田んぼ。赤米や黒米などでテントウ虫・スナメリ・クマ・競争馬が描かれている。
平生キャンバスは平生小学校のグランド横に町の観光イメージキャラクター“かんぷうくん”を描いている。隊員の松本武士さんが小学生と田植えをした。稲刈りは田布施が10/13頃から、平生はまず10/10にまわりを刈り取り10/13にキャラクターを刈るが、切り株を高く刈り取って“切り株アート”も…と松本さん。
ほかにも田布施に2カ所あるので『田んぼアート巡り』で田舎の秋を満喫しませんか?。
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新しいイベントがスタートします
まだ計画段階だが田布施に新しいイベントが登場することになった。8月のハゼろうまつりの会場で山口県立大学の小橋さんから受け取った企画書が発端だった。
“まちづくりは若者・バカ者・よそ者”と言われるが、その企画書はまさに「よそ者」ならではの発想のものだった。町と打ち合わせを重ねている新イベントは11月スタート。詳細は次号で。
今月もお読みいただき、ありがとうございました。(岡部 正彦)