いなか情報紙
きらら浜の日の出 10/13 6:28撮影(山口市阿知須) |
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このウッディニュースは木や自然が好きな人に毎月お送りしているA4版4ページの田舎情報紙で1984年9月に120部発行でスタート、現在は500部を北は北海道・網走から南は沖縄まで全国に発信しております。
これはそのWEB版です。
ログハウス現場からの報告、アウトドアライフの話題など、私がホンネで書くことでナマの情報を提供しようと考えて『私信スタイル』にしています。そのため文中で失礼なことも言っておりますが、どうかお許しください。
カントリー工房 岡部 正彦
多くのご来場、ありがとうございました
13~14日に開催された『2012やまぐち住宅フェア』は好天に恵まれて会場の“きらら元気ドーム”は終日賑わった。
ペレットストーブの展示コーナーは隣のブースとの間に仕切りパネルがあるだけで見学路に沿って半円形に配置され、日鋼設計(広島市)・スタジオセンス(山口市)・カントリー工房の3社でペレットストーブ4台、薪ストーブ1台、グリルヒーター1台を展示した。
カントリー工房はペレットストーブ(テルモロッシET1000)と薪ストーブ(ダッチウエスト・フェデラルコンベクションヒーター FA225)を前日の午前中に搬入した。
早起きに弱い私は前日にカタログ類を積み込んで出発、深夜2時前に到着して近くの道の駅で車中泊、7時から会場に入り写真パネルの設置やのぼり旗を立てて開場に備えた。
昨年は国体の関係で1ヵ月早い開催だったのでドームの中は暑さで閉口したが、今年はさわやかな、心地良い会場だった。
9時の開場と同時にお客さんがドッとなだれ込み、各ブースとも応対に大わらわ。私たちのブースも終日賑わい、多めに持ち込んだつもりのパンフレットも初日だけでなくなるほどの盛況ぶりだった。
ほとんど立ちっぱなしで少々疲れた2日間だったが“火のある暮らし”を求める人が年々増えていることが嬉しかった。わざわざ訪ねていただいた方々、差し入れをいただいた方、ありがとうございました。
観光パンフレット“すっぴん女子 旅”
山口県2番目の空港『岩国錦帯橋空港』は12月13日の開港に向けて準備が急ピッチで進んでいる。
柳井地域1市4町(柳井市・周防大島町・平生町・上関町・田布施町)で組織する柳井地区広域行政連絡協議会では「首都圏から観光客を誘致しよう…」と、観光パンフレットが出来あがった。
女性をターゲットにしたこのパンフレット“すっぴん女子 旅”はA4版14ページで2万部作成され、柳井地域の見どころ紹介や地グルメ、女子的お土産図鑑…と、行きたくなる情報満載の“女子旅のバイブル”だ。
田布施町は「6つのパワースポットを巡る」の中で紹介されているが、なんと私が昨年撮った馬島の夕日の写真が使われていてビックリ!。
ほかにもA4版チラシ8万枚、ポスター100部が作られた。
柳井地域の各市町は瀬戸内海に面しているため『サザンセト』と呼ばれ、全国屈指の日照時間を誇ることから“サザンセト にっぽん晴れ街道”のサブタイトルも。
首都圏を中心に11月から配布されるというが、嬉しいやら恥ずかしいやら…である。
“暖・DANフェア Part.2”、イベントは『ロケットストーブ教室』です
薪ストーブ・ペレットストーブの展示会“暖・DANフェア”Part.2は11月17日(土)~12月8日(土)に開催する。
期間中のイベントは小枝など少量の燃料で燃焼効率抜群が人気の『ロケットストーブづくり教室』を企画している。
ご覧の写真はその試作品。円形のペール缶を使用して林山さんが指導する。
開講日は11月25日(日)。時間があれば完成したロケットストーブで煮炊きを…と思っている。
作ってみたいと思われる方は材料揃えの関係で11月10日(土)までに申し込みいただきたい。
費用は材料代実費、10名程度を募集する。
寒い季節がやってきました、暖まりにお出かけください。お待ちしております
天候不良で翌日開催“うましま夕日ツアー”
馬島で水平線に沈む夕日を見よう…と企画した第1回『うましま夕日ツアー』は後援いただいた山口新聞とKRY山口放送、それに周南新報や瀬戸内タイムスでも紹介をいただき、締め切り日を待たずに定員に達した。
遠くは山口や岩国からも申し込みいただくなど70名以上の参加希望があったが、渡船定員(40名)の関係でお断りした。
ところが27日は天候不良で翌28日に延期したところ、参加者は半分以下に減ってしまって結局27名の参加となった。
馬島は初めて…と言う人も多く午後の船で渡って島の自然を満喫されたようだ。
開会式は子ども太鼓集団“たぶせ山城太鼓”の勇壮な演奏でスタート、実行委員長と副町長の歓迎挨拶がおこなわれた。
だるま夕日にはならなかったが…
バーベキューが始まって参加者もスタッフもみんな一緒にコンロを囲んで交流の輪が広がり、“レインボー倶楽部”のサンセットフラと山城太鼓を楽しみながら夕日を待った。
大自然のショーが始まりみんな海岸近くに移動、雲の下から真っ赤な太陽が顔を出したが水平線近くにある雲で“だるま夕日”にならなくて残念!。
だが「あんなに大きくて赤い太陽を見たのは初めて…」と、感動した人も多かった。写真コンテストも今から楽しみだ。
ところで右の“太鼓と夕日”の写真、まわりが「こりゃあグランプリ間違いなし!」と言うが、主催者が応募するわけにもいかない。
参加された方、ありがとうございました。
農家民宿“ログ よねこ”の工事スタート
米重さんが計画中(No.332でご紹介)だった農家民宿“ログよねこ”の工事がスタートした。
厨房に手洗器を付けたり、倉庫の一部にトイレを新設したりの工事に加え、チェンソーアート世界チャンピオン 林隆雄さんが豪快に彫る直径50cm・高さ2mの丸太看板、これは原木の手配中だ。
工事は連続してやるのが普通だが、民泊修学旅行の関係で次は受け入れのない11月7~8日に施工する予定。
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来年は“巳年”、というわけで…
岩肌に2匹の白ヘビ…?、これは干潮時は馬島から歩いて渡れる『はね島』にある奇岩だ。
これまでは島の人も誰も知らないでいたこの岩を発見したのは町役場のK女史。
「こりゃあ誰かがペンキで書いたもんじゃろう…」、彼女が海上から撮った写真を見て私は言ったが、間違いなく石だと言う。
夕日ツアーの2日前、町役場の人たちと海岸清掃に渡ったとき、ちょうど干潮だったので歩いて行ってこの目で確かめた。まさしく石だった。
島に伝わる『ゆき姫伝説』の姫の化身?とも思える白ヘビ…、私は勝手にこの
岩を“スネークロック”と名付けた。
これは観光資源になる…と島の西村さんに提案、「イベントするなら来年だょ、エトだから」と、またまた私の“遊びごころ”が頭をもたげてきた。
次号でご案内するが、今のところ新春1月5日(土)に開催の予定。
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新イベント『田布施町を知る日』
先月号で書いた田布施の新イベント『田布施町を知る日』のご紹介。第1回は“みんなde総理大臣&ファーストレディー”のタイトルで 11月10日(土)10:00~15:00、城南公民館で開催。
総理大臣2人を輩出した町とハゼの実ロウの大産地だった歴史を融合させた、住んでいる者には気づかないイベント。
ハゼロウを使ったクレヨンや口紅、ポマードを作り、町の未来の絵を描き、正装して記念写真を撮る…という内容だ。町内小学校の高学年に呼びかけたが行事が多くて参加が少ないため、募集は低学年もOK、町外にも範囲を広げて受け付けることにした。
参加費はカレーライスの昼食付で500円。50名を募集中。
今月もお読みいただき、ありがとうございました。(岡部 正彦)
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